1951-02-05 第10回国会 参議院 外務委員会 第2号
○参考人(高倉新一郎君) 私この問題につきましては、そう評しくは知つておらないのでございますが、実は外交上で両方の国が了解いたしましたものを、私が知る範囲におきましては、今の文字よりほかには私どもは見ておりません。それからなおエンサイクロペジアその他に現われております外国のいわゆるクリル諸島というものを引いて見ますというと、大体今の歯舞、色丹のその線ではなしに、占守から国後に至る一列の列島でございます
○参考人(高倉新一郎君) 私この問題につきましては、そう評しくは知つておらないのでございますが、実は外交上で両方の国が了解いたしましたものを、私が知る範囲におきましては、今の文字よりほかには私どもは見ておりません。それからなおエンサイクロペジアその他に現われております外国のいわゆるクリル諸島というものを引いて見ますというと、大体今の歯舞、色丹のその線ではなしに、占守から国後に至る一列の列島でございます
○参考人(高倉新一郎君) 私は千島の歴史について少しお話をいたしまして、いろいろこの帰属問題に関する議論の根本を申上げたいと存じております。と申しますのは、実は千島及び歯舞諸島の発見経営等に関しましては、まだ單独の歴史がございません。従いまして、日露両方の問題、それから先住民の問題あたりから総括いたしまして一貫した歴史というものを考えて置きますということは、これはこの問題を考えます基礎になろうかと思